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[ 1002] クラス全員が考える授業を心掛ける先生[こんな先生に教えてほしい]【Benesse(ベネッセ)教育情報サイト】
[引用サイト]  http://benesse.jp/blog/20070410/p3.html

たくさんの授業を見せていただく機会があります。そのなかで、終業のチャイムがなったあと、すがすがしい気持ちになる授業があります。きっと授業を受けた子どもたちは、「あっ」という間に時間が過ぎた経験をしたと思います。
そんな授業のなかで、私が最も印象に残っているのは、東京都のE先生と千葉県のF先生です。どちらも小学校の先生で、E先生は社会科、F先生は国語の授業でした。
違う教科でも残る印象は同じ。これが大事な点です。つまり、二人の先生の授業には、教科を越えて共通する部分があったということです。それは、「クラス全員が考える授業」ということでした。
それは、一人ひとり学習の状況が違う子どもたちが共通のテーマに取り組みながら、それぞれのレベルに合わせて考え、45分の授業の間、ずっと集中していた授業です。そんな状況を作り出すことは、とてつもなく大変なことです。E先生もF先生も、授業の達人と呼んでいいと思います。実際に、本当に著名な先生なのですが……。
E先生の授業は、小学4年生の社会科で、地図の見方について教えるものでした。子どもたちの手元にあるのは、地図帳だけです。
授業は、E先生が用意した手作りの教材を貼り出すところから始まりました。この教材は、子どもたちの思考に沿って、「なぜ?」と思うことが次々に現れるような仕掛けになっています。そして、子どもたち自身が自然に、県名、県庁所在地、人口の違いによって都市のマークが違うことなど、地図の見方の基本を次々に発見していきます。
この過程で、E先生は、さまざまな質問をしますが、手を挙げさせて指名し、発言を促すことはしません。質問のたびに全員を立たせ、わかったら座るという方法をとります。当然、わからない子は立ち続けることになります。そこで、E先生は、「わからない子がいたらどうするのかな?」とつぶやくのです。すぐに、友達同士の教え合いが始まります。この時、既にわかっていながら友達に教えに行かない子どもたちの行動を見るとE先生のすごさがわかります。みんな地図を夢なかで見続けているのです。積み重ねた質問によって、地図の見方がわかり、自ら「なぜ?」を見つけ出し、答えを探そうと没頭しているのです。
手を挙げた子を指名して、発言させて進めていく授業をよく見ます。新たな考え方を広める方法の一つです。でも、手を挙げた自分の考えをもっている子を中心に授業を進めていくのならば、誰でもできると思うのです。
E先生がターゲットにするのは、手を挙げない子です。わかっていても手を挙げたくないのかもしれません。しかし、本当に「わからない」のかもしれません。そして、それをきっかけに学ぶことが嫌になってしまうかもしれません。そんなことが起きないようにE先生は心を配ります。クラス全員が考え、何か 一つでもいいからわかる体験をするためにです。E先生の口癖は「授業は毎回が真剣勝負」です。
同じように「授業を真剣勝負」と言うF先生は、国語の授業を取材させていただいたときに、予定とまったく違う授業をしたかたです。
物語の読解をする授業を予定していたのですが、ある子どもが音読で読み間違いに気付いたところから「言葉の大切さ」を気付かせる授業へと内容を変えてしまいました。偶然起きた子どもの間違いをきっかけに、今だからこそできる授業にしたのです。今、起きたばかりの読み間違い。それは、誰もが一度は経験したことがあること。だからこそ、クラス全員が集中し、授業に向き合います。
E先生とF先生の授業のあとの休み時間には、共通した子どもたちの姿が見られます。全員が地図や教科書を見ながら問題の出し合いや音読に熱中している姿です。
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「人に教えることで、また理解を深める」というところまではなんとなく知っていましたが、「更に自分の興味関心をより深める」というところを自然に促しているのはすごいですね!みんなが分かるまで、ただ待っているのはツライから、人に教えようと思うか、自分の興味を深めるか、どちらにしても、子供のためになってすごくいいなぁと思いました。
私達の国語の音読の読み間違いは、先生に指摘されるのではなく、小学校の時ですが、自習時間に、生徒たちが教科書をみんなで、順番に読んで、間違ったら、次のお友達が読みました。つまり、ゲーム感覚で自習が行われていました。間違わなければ、沢山教科書を読む事(披露)ができましたよ。楽しかったな!
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