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循環とは?/ キャシング比較

[ 335] 循環器病情報サービス 国立循環器病センター
[引用サイト]  http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/cvdinfo.htm

このページでは、市民の皆様や循環器病の患者さんなど一般の方々向けとして、循環器病の原因や治療方法、予防、日常生活の注意など、さまざまな情報をご提供します。循環器病に関する最新の情報も随時追加・更新していきますので、どうぞご活用ください。
このページでは、医療従事者向けの循環器病情報をご提供します。新しい循環器病関連の情報を含め、これから専門家向けの情報を充実させていく予定です。どうぞご利用ください。
血液には全身の臓器の活動を支える酸素や栄養、臓器の活動の結果生じる炭酸ガスや老廃物、臓器の機能や成長を調節するホルモンなどが含まれています。また、外部から侵入した細菌などの異物を認識し攻撃する白血球も血液の重要な成分です。
この血液を全身くまなく循環させるシステムを「循環系」と呼び、血液を送り出し回収するポンプである心臓や、血液を運搬する経路である血管など、循環系の働きに密接に関係する臓器を「循環器」と呼びます。
循環系は単に血液を循環させるだけでなく、身体の状況に応じて適切な量の血液を適切な臓器に分配する役割を担っています。たとえば運動を行う時には、肺への血液を増加させて多くの酸素を取りいれ、大量の酸素を消費する四肢の筋肉や心臓に、より多くの血液を供給し、しかも脳への血液も十分に保たなければなりません。食事に際しては消化系臓器の運動や水分・栄養の吸収を助けるために、多くの血液を胃や腸に供給しなければなりません。このような調節は自律神経やホルモンの働きによるもので、循環器以外の臓器の働きにも依存しています。最近の研究によれば、心臓自体も循環の調節に関係するホルモンを産生したり、血管も自ら血流量を調節する役割を果たすことが知られるようになりました。このように複雑な「循環系」の機能が身体の維持に欠くことのできない役割を果たしているのです。
心臓、血管などの循環器の機能が何らかの原因で破綻し、正常に働かなくなる状態が「循環器病」です。また、様々な原因で起こる循環の調節不全も広い意味で循環器病と言えます。破綻が起こる場所、破綻の範囲・程度によっては致命的な結果を招くため、的確な診断と治療が重要となります。国立循環器病センターをはじめとする全国の循環器専門診療施設は、この複雑な循環器病や循環器病に関連が深い疾患の治療につとめています。
循環器病はいろいろな要因が複雑に絡み合って発症、進展すると考えられています。そのうちの多くの疾患は加齢とともに発症するため「成人病」と呼ばれていましたが、発症時期の若年齢化により食事、嗜好品の摂取、生活スタイルなどの「生活習慣」の歪みが大きな要素であることが注目されるようになり、今日では「生活習慣病」と呼ばれるようになりました。循環器病を理解した上で生活習慣をチェックし改めることは、循環器病の予防にきわめて有効であると言えます。
ここでは皆さんの循環器病に対する理解を深める助けとなるよう、代表的な循環器病の成因、症状、検査法、治療法などを解説します。しかしながら、ここに記載された内容は、あくまで一般論とご理解下さい。個々の疾患については専門医が病態を個別に分析し、適切な治療を選択する必要があるからです。

 

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